No.17 「一橋大学後援会」への寄付のお願い

後援会
 先日、60歳以上の会員の方宛てに、掲題のお願い文をお送りしました。“また寄付か”とお叱りを受けることを覚悟のうえで発信しました。

 実は、後援会宛ての寄付行為は大学宛ての寄付です。従って、税制上の恩典(税額控除)を受けることが出来ます。それでいて、実は陸上競技部に「ひも付き」の寄付ができるという、素晴らしい仕組みですので、是非ともご利用頂きたいとお願いしたわけです。

 OB倶楽部の財政状況は、総会にてご報告しております通り、厳しいものがあります。要因の一つが部員数の増加です。現状、選手数は1年生が9名、2年生が15名、3年生が15名、4年生が14名、計53名となっています。もっと強くなるためには更に増員が必要です。他校も増員しています。我が一橋も、近い将来に70名から80名くらいにしないと対抗戦で勝てない状況です。今期の予算では、倶楽部基金を100万円取り崩して、つじつまを合わせています。若い諸君には徴収率を上げるよう、機会あるごとにお願いをしておりますが、一気に好転するわけではありません。そんな中、年間300万円を超える会費が集まるのは「さすがに競技部」ということで大いに感謝しております。

 厳しい財政状況を改善するための一つの方策として、税制上の恩典のある寄付をしながら、現役に会費として使ってもらえる「後援会」制度に目を付けました。いわば、「大学への寄付=教育支援」をしながら現役を応援する仕組みです。毎年寄付して頂いても良いし、一度に寄付して頂いても結構です。金額も1万円以上で自由ですので、様子を見ながら適宜支援して頂いて構いません。実績は「如水会報」に記載されていますのでご覧になった方もおられると思います。具体的な寄付の仕方は先般の郵送資料の中に入っています。大学の後援会事務局は学生支援についてかなり幅広に対応してくれます。国に支払う税金の一部を是非とも学生支援に向けて頂ければ幸いです。勿論60歳未満の方の寄付も大歓迎ですので、意のあるところをお汲み頂き、積極的にご支援いただければ大変有り難く思う次第です。


2015年11月11日        一橋陸上競技倶楽部 会長 青木俊樹