「旧三商大戦 シニアOB・200歳リレー」・・池田 隆弘(1965年入学)


一橋AC  今年(2013年)の三大学戦は、大阪市大が当番校で、7/13(土)堺市・金岡公園陸上競技場で行われる。
この対校戦で、OBによる4×100の対校リレー「200歳リレー」が、三大学OB同士、意見交換して、次のような取り決めのもとで、実施される。

1.正チームは、4人合計年齢を200歳以上
  オープンチームは、合計180歳以上とする
2.走順は、各チームの自由とする。(年齢順に拘らない)
3.プログラムの出場者名の後に、年齢を記載する。
4.スタート前のアナウンスで、選手名とともに、年齢を加える
5.当日の正副チーム変更は、OKとする

OBリレー出場者の合計年齢は、
大阪市大A:207歳(60,57,54,36歳)B:221歳(66,65,64,26歳)
神戸大A:233歳(67,59,56,51歳)B:196歳(60,57,46,33歳)
一橋大A:200歳(鈴木貞一68、西康宏54、若菜忠央42、古川仁視36)
B:218歳(池田隆弘68、岩瀬浩一66、日渡淳48、水野雄一36)

 各大学、出場者をかき集めたきらいはあるが、条件的には、整備され、足並みが揃ったと思う。 一橋OBチームが着用する「一橋AC」のロゴ入り統一ユニフォーム(青木会長より希望者に贈)は、 応援する者からも区別がつき易く、チームの意識統一にも役立っている。

【シニアOB(200歳)リレーのこれまで】

◎発端は、3年前の三大学戦(大阪市大主催 7/10金岡公園陸上競技場)
 2010年5月末か6月初め、現役を通じて、神戸大OBより、OBリレー(現役対校と同じ、4×200)を行いたいが、 参加はどうかという問合せ(挑戦)があった。急に走れるメンバーが集まるか心配であったが、 倶楽部総会(6/9開催)の出席者にあたったところ、是非とも受けて立とうということで、 その場で、メンバー(池田・岩瀬・西・日渡=合計224歳)が決まった。
ところが、試合当日、プログラムを見て、ビックリ。いいだしっぺの神戸のメンバー記載がない。 ということがあったが、神戸が若手OB中心で出場し、勝った。一橋は、2分03秒66で3位。準備不足、練習不足。

◎2011年(7/10舎人公園競技場)は、一橋が当番校
 3月末に、神戸・市大両校OBに、シニアOBリレーの開催について、メールで問合せをした。 基本的には、賛成、実施と言う方向ではあったが、場所が東京ということで、2校は、 メンバー集めが問題(年齢面から参加可能な者は関西在住が多い)、200mは、キツイ、陸上競技である以上、 競争条件(規定)は、同じ土俵で、出場は、陸連登録者でなくては? 等々、課題があり時間はかかったが、 最終的には、4×100リレー、合計年齢は、160歳以上、出来れば200歳以上ということで、6月半ばにやっと3校出場者が決まった。 結果は、一橋(若菜・福富・西・池田 合計189歳)が勝った。(53秒81、神戸との差は、0秒88)。因みに、神戸大204歳、大阪市大181歳であった。
大阪市大は、70周年記念誌の発行もあり、東京でのOB総会開催もかね、多くのOBが、当日応援にも集まり、 競技後の現役懇親会にも参加され、OB同士の交歓も良かった。

◎2012年(神戸大主催、7/1尼崎ベイコム陸上競技場)
 4月に大阪市大OBより、今年も是時、シニアOBリレーを実施し、昨年の雪辱を果たしたいという呼びかけがあり、 メンバー年齢目標200歳以上ということで、早々と開催決定した。
関西開催ということで、神戸大、大阪市大は、両校とも3チーム出場と聞き、一橋も負けてはならぬと、 無理に2チーム集めた。さらに、正チームは、最強メンバーで、と考え、予選会を当日の100mオープンで行った。 これらの無理がたたり、一橋の正チーム(水野、日渡、西、岩瀬=合計200歳)は、スタートで肉離れを起こしたが、2位。(記録60秒86)
優勝は、大阪市大(199歳):57秒02、神戸大(217歳)は、オーバーゾーン(?)で失格。 オープンの一橋(石川淳史・瓦田・定成・鈴木貞一 合計166歳)は、58秒02。
対戦後の懇親会は、神戸・市大のOBの多数の出席は勿論、一橋(青木会長、鈴木、日渡、池田)も参加し、 大いに盛り上がり、この200歳OBリレーは今後も是非継続しようとなった。

 勝敗よりもOB間の交歓・交流、現役への刺激という考えのもとで、始まったが、OBへの刺激、 より多くのOB・OGの応援参加(現役の顔を知らなくても同年輩の姿を見る)、さらに競技への参加者増(自分でもやってみよう) へ繋がれば、三大学戦がさらに盛り上がると思っている。
一橋のメンバー選出は、これまで、陸上部HPの「OB/OG戦績」への投稿者を中心に声をかけ、参加者を募ってきたが、 この3年、顔ぶれは、あまり変わっていない。各年代層とも、特に40代、50代の参加者が出てくることを望んでいる。
200歳リレーは、30代〜60代まで、幅広い年齢層をカバーする楽しみの多い種目だが、長距離、投擲等にも広がれば、 より多くのOBの参加が期待できるのではと思う。 )

(2013年7月1日受信、7月2日一部修正)