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こんにちは先輩

 「フィールドパート紹介」・・・佐野 健太郎(フィールドパート・チーフ)


OB・OGの皆さまこんにちは。フィールドパートの紹介をさせていただきます。
フィールドパートには現在6名の部員が所属しており、各々が自己記録の更新を目指し日々努力しております。 週4日ある集合練習はパート全体でスプリント系のメニューをこなした後、 専門種目ごとに分かれ技術練習を行うという形を多くとっています。 グラウンドや大学近くの坂での練習が主ですが、跳躍種目は府中の競技場で技術練習を行うことも少なくありません。
パート員の氏名、出身高校、ベスト記録は以下の通りです。

4年生
 重光成一郎 (修猷館・福岡) やり投58m30 砲丸投9m97
3年生
 望月俊宏 (聖光学院・神奈川) 棒高跳3m00 走高跳1m50
2年生  
 佐野健太郎 (砺波・富山) 走幅跳6m49(w6m66) 三段跳13m07 走高跳1m65  
 南茂廉太郎 (大阪明星・大阪) 砲丸投10m35 円盤投26m09
1年生  
 竹内達哉 (大阪星光・大阪)  
 橋本彩花 (星野・埼玉) 走幅跳4m05 砲丸投5m96


2011年度のシーズンを振り返りますと、今春卒業された先輩方の抜けた穴を最後まで埋めることができなかったように思います。 三商・東大・名大の各対抗戦においては、フィールドの総合得点で三戦とも最下位に終わってしまいました。 パートの人数が少なく、投擲種目、跳躍種目ともに他パートの力に頼る面が大きいという点を顧みますと、 各々が一つの種目に限らず多種目において実力を高めていくことがフィールドパート飛躍のための必須条件となります。

そんな苦しい状況下でも、重光(4年)が4度目の挑戦となった関東インカレのやり投において初の6位入賞を果たしたのは明るい話題です。 重光は上記の対抗戦全てにおいてもやり投で優勝しており最終学年としてまさに獅子奮迅の働きを見せました。 また同じく投擲で砲丸投を専門とする南茂(2年)は、その大きな体格を活かして昨季の自己記録を大幅に更新してきており、投擲エースとしての台頭が待たれます。 跳躍に目を転じてみると望月(3年)は棒高跳びで着実に記録を伸ばしており、佐野(2年)は走幅跳を専門としながら走高跳、三段跳でも得点を稼いでいます。 また、今シーズンは跳躍に2名の新戦力を迎えました。 竹内(1年)は高校時代400mを専門としていましたが、現在は走高跳の技術習得に励んでいます。 橋本(1年)は高校時代までソフトボールをやっていましたが、大学から走幅跳に挑戦し始め着々と力をつけてきています。

フィールドパートの来シーズンの戦いは、今シーズン以上に厳しいものになることが予想されます。 人手不足を解消するためには新歓期の部員獲得も重要となってきますし、 なにより対抗戦での勝利のためには現パート員の今まで以上の奮起が必要です。 これからの冬季練習で地道に身体をつくりあげ、各人が来シーズンの対抗戦において多種目で上位入賞することを目指します。

最後になりましたが、OB・OGの皆さまにはいつも多大なご支援を頂いていること、 心より感謝申し上げます。ただいまグラウンドの全天候型化の計画が進んでおりますが、 フィールドパートとしましても大変に嬉しい話であります。 日々の練習から試合と同じような環境で練習できるとなると、選手の士気が上がるのはもちろんのこと、 技術練習の質も大幅な向上が期待できます。 私自身走幅跳を専門としており実戦的な練習を積むためによく府中の競技場で練習をするのですが、 秋シーズンが本格化する今年9月の1ヶ月間、ほぼ毎日貸切利用の予約が入っているためにそこを利用できないということがありました。 その時に近隣の他の競技場が利用できれば良いのですが、八王子市の競技場は公認取得のために改修中、 東大和市の競技場はトラックのみでフィールド競技の設備なし、 武蔵野市の競技場は新人戦やサッカーの試合のため解放せずということで、 どこも利用できずに大変残念な思いをしました。
グラウンドの全天候型が実現いたしますと、このような思いもすることなく、 大事な試合に向けていつでも十二分な練習ができることと思います。 OB・OGの皆さまには大変なご負担をお願いすることとなりますが、我 々も皆さまのご期待に背くことなきよう競技の面で精一杯頑張らせて頂きますので、 引き続きの温かいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

** 佐野君は、11月1日付で、フィールドパートの新チーフ(次期主務・総務・春合宿係)に就任しました。