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バイクと温泉・・・・・ 幾石 純 (昭和46年卒)

四万十川  フルマラソンはパリマラソンで1994年に3時間39分で走り(谷川真理、雪印渋谷らが参加していました)、 ハーフマラソンは厚木で1999年に1時間37分で公式レースは打ち止めになりました。 それぞれ46歳と51歳で完全に卒業しました。1997年からはドイツ製大型バイクに切り替え既に14年、 3台で合計13万km余りを走破中です。

一時期バイクで年間1万km且つランニングで1000kmを2年続けて行い、 トライアスロンもどきのバイカスロンを行った時もありました。 何せ重量300sの高級二輪車の扱いと高速道及び山道でのコントロールは体力、財力、説得力なしにはできません。 ほぼ武田信玄のエリアを走破し、2008年、2011年には自走で四万十川まで往復2200kmを走り、 我ながらいまだ長距離を走るDNAは健在との認識を新たにしました。 四国それも高知からなぜ坂本竜馬が出たかがよく理解でき日本の明治の大躍進は鹿児島、高知、山口等 日本の中心地から一番離れたところから芽吹き、大きな変革の源泉となった意味がよくわかりました。 まさに大阪新市長の考えていることは、現代の維新活動なのでしょう。 四万十川 

それと同時に日本全国の秘湯めぐり。 日本秘湯の会の会員旅館温泉巡り(循環システムを使わない原則源泉かけ流し)は スタンプ帳システムがあり10泊すると11泊目は宿泊料タダ宿泊できるシステムです。 既に家内と40泊以上はしており(これは四輪車で行きます)、その魅力に取りつかれているところです。
湯船が深さ1.2メートルある岩手・鉛温泉の 藤三旅館、松尾芭蕉が泊った(?)とされる西暦900年ころより湧出している山形・赤倉温泉の三の丞旅館、 鉄分が泡に付着して湧きでる山形・泡の湯温泉の三好荘、山頂付近から温泉が湧き出ている福島・新野地温泉の相模屋、 旅館全体が地熱の真上にある長野・安曇野の中房温泉、25メートルプールと間違える巨大な岐阜・新穂高温泉の佳留萱山荘、 アルプス山中に海水並みの塩分の長野・鹿塩温泉の 山塩館等これほどの変化のある温泉は日本にしかなくその恵みを楽しんでいます。 良い温泉ほど川筋や谷底近くにあり、汲み上げていないことを知りました。
やはりお湯の量と質は東北地方と長野、岐阜、群馬、静岡が抜群なので、 結局同じ場所を巡る事になってしまいます。お陰さまでまだ説得力は保たれているようなので、 かなり弱くなった財力と体力をテコ入れしてなるべく早くヨーロッパでバイクツアーをしてみたいと考えています。

(1月5日 受信)
*筆者近影@勝浦、後ろのバイクが幾石号@四万十川